園の言う「(発達障害児は)診断書を取ってください」で左右される子ども一生

幼稚園やこども園から「子供に加配が必要です。病院で診断書をもらってきてください」と言われそう、または言われた方のために。この文章を残します。

園側は発達障害とは言いませんが、そういう意味を暗に示して話を進めてきます。ではその話を真に受け、子がどのような発達段階にあるのかもわからず・何も知らずに診断書をもらいに病院へ行く、そのことがこどもの将来にどういう影響を及ぼすのかをご存知でしょうか。

園の建前と本音

建前「あなたの子に問題がありかわいそうです。こどものために個別支援を申請してください。診断書がもらえれば充実した療育施設にも行けますし、当園で加配を受けられます。」

本音「あなたの子は手間です。どれくらい手間がかかるっていうのは私達の主観だけで決定します、記録は取りません。補助金がほしい、それはあなたの子が問題を起こしたときにだけ従業員が対応する手間賃です。期日までに診断書を取ってください。」

診断書取得を迫る園

建前を聞いた親は、病院にかかるまでは不要と思っていても、園の言葉を信じ行動することでしょう。しかし予約は数カ月先なことがほとんど。良さそうな病院にはいけずに、仕方なく一番早く予約を取れる病院にかかること選ばざるをえないことがほとんどでしょう。または園の雇うキンダーカウンセラーが所属する病院にかかることをおすすめされ、そこだと「検査不要ですぐに診断が出せます」という謎発言を聞ける可能性が高いです。

社会的に診断をとることの意味

こどものこの申請をすることで、社会的に不利になることは無いのだろうか?とは思いませんでしょうか。きっとあるのではないか、という予想をして園に聞きました。回答は

「特に無い」
「園での記録を小学校に引き継いでもらうだけだ」

ということでした。細かいことで言いますと「小学校にあがるときに、小学校へ記録を渡す」「それ以外には無い」という説明でした。そして加配のメリット・良いことが大きい、ということを全面的に押し出して話をしてきます。決り文句は「子供のために」「お子さんがかわいそう」です。親心としては揺らがないのは難しいですね。

さらに「療育施設にかかることができます」と甘い罠を仕掛けてくることでしょう。確定のお子様ならいたしかたないところですが、果たしてグレーゾーンの子に園が説明する療育メリット・デメリットは正しい説明なのでしょうか、

園は療育施設を「知らなくても」勧める

「療育施設にかかれば改善できます」「お子様のために是非」そんなことを言われて心が揺らぎませんか?療育は実際良い施設もあるでしょうが、それ以前に園のその「療育施設は子供のためである」というススメが本気なのかどうか確かめる方法があります。それは「どんな施設がありますか?例えば最寄りのXXXとか、YYYはどんな施設ですか?」と聞いてみてください。

その先を考えておすすめしている園ならば、子供に最適そうなプログラムを行っている療育施設をおすすめするはずです。そして、園に最寄り2~3件の療育施設はかならず実際に見学チェックしており、その特性を把握しているはずです。

けれども油断は禁物です、相手は何年間と親子を退け嵌めてきた主任・園長先生かもしれません、ここはご自身でご確認ください。

ネットで調べた程度の有名な施設(かなり長い期間の順番待ちになるでしょう)だけの名前を言うだけで、その他の施設の特性説明無しなら怪しいでしょう。更に園のレベルが低い場合、療育施設の実際を知らない説明がされます。「市が管轄ですのでそちらから説明を受けてください」とかって。「とにかく療育施設に行けば大丈夫」という園は危険信号と思って良いです。

善意に見える医師の診断

医師にもよりますが、園に言われた「こどものために」「加配が必要」「園では子供にこうこう問題があります」ということを病院側へそのまま、または誇張して伝えると、検査無し・初日30分の面談で自閉症などの診断がおります。親が望み「加配がほしい、園がそう言ってるので」などと言えば医師としても診断に「良いことをしているんだぞ」と善意が混ざるのかな、と推測しています。それはありがたいことではあるのですが・・・

後述しますが、この善意に見える診断書と、良かれと思った親の行為が、のちちの子供の将来を縛ります。

保険に入れない~告知義務と審査

生命保険、医療保険など一般の保険に入れない可能性が出ます、基本的に審査が必要になります。告知義務が発生し、保険会社によって差がありますが5年以内に病気の診断がある場合、それを告知し審査され、通院記録も告知の必要があり、療育手帳の有無とその内容も問われます。

保険会社が判断すれば加入することはできます。 社会的に不利

学資ローン、住宅ローンも影響があるとか。

そして、園も病院もこのことは事前に説明してはくれません。してくれたのなら、それは稀有なところだと思っていただいて結構です。

診断は取り消せない

保険に入れないことを知り、その後医師にかけあっても、100%「一度出した診断は取り消せない」となります。また「発達障害は治るものではない」と言われることでしょう。それが初診30分でくだされた診断でもです。

解決方法としては別の医師にかかり診察と試験を受け続け「まったく問題が無いこどもです」「問題無し、前回の”初回30分で診断をくだした医師の診断は誤診”で間違いありません」というお墨付きをもらうしかありません。 (この診断もらうのって難しく、期間がかかるでしょう・・・)

保険会社に電話する

自閉症と診断された場合は生命保険や一般の保険、学資保険などに入れないか確認するため、保険会社に電話してみました。

日本生命 問い合わせ中に、オペレーターに名前や電話番号を聞かれ、抵抗があったので問い合わせを中断しました。

アフラック 5年以内に告知された病名は書くように言われました。診断されたら告知してくださいと言われた。

三井住友海上あいおい生命保険 五年以内に告知された病名を書くように言われました。五年経てば書かなくてもいいのですか、と質問すると「うつ病など、勝手に治療をやめて病院に行かない場合はだめです。医者が完治したと認められたら」と言われました。

住友生命保険 五年以内に告知された病名を書くように言われました。あと療育手帳の有無の項目もあるそうです。幼稚園や市役所では療育を進められ、障害手帳とは違って療育手帳は気軽に作れると言われてました。療育手帳に関しても社会的に不利になることを聞いていなかったので、これもびっくりしました。

どこの会社も共通なのが、発達障害だから自閉症だから保険に入れないとは言わず、5年以内に診断を下されているのなら、病名を書いてくださいとう回答だった。通院履歴や投薬も確認するようなのです。例えば一回だけの通院で発達障害と診断だけ下った人の記録と、毎週児童精神科に通院して投薬している人の記録では、どちらが保険に通りやすいかという事を聞くと、やはり一回だけの通院の人の方が保険に入れる可能性が高いが、個々で異なるので電話ではお応えできませんとの事でした。

園の言う「診断書を取ってください」の重み

園は「診断書をもらってください」としか言いません、でも何の診断書が欲5しいのかは言いません。園の本音は、こどもに問題がある診断書であれば園的に問題なく、補助金がはおりる診断書であれば問題ありません。向こうの基準は「審査に通るかどうか」です。

そもそも園は医学的な判断する事はできないにもかかわらず、そういう要求をしてくることでしょう。場合によっては「診断書をもらえなければ退園させます」と言ってくるでしょう。私はそう言われました、記録も残っています。

園が何と言っても医学的・社会的にはっきり診断をできるのは医者だけです。でも園は「診断書をもらってきてください」と言います、おかしなことだとは思いませんか?

その先には「保険に入れない」「学資ローン、住宅ローンに入れない」「進学先(小学校)に通知される」と、ずっとついてまわる事実があります。

ちなみに特別支援学級に編成されると、内申点が付きません。 将来的にこれは、こどもの将来を左右するすごく大きな判断になるでしょう。

でも、園は簡単に言います「診断書をとってください」と。でも園はこどもが将来どうなろうとも知ったことではありません、卒園したらそれまで。その先に笑顔で関知しません。園であったことを親の知らない文章で主観にまとめ、それを小学校に引き継いで終わりです。

発達障害

Posted by RICK