発達障害の誤診や過剰診断について

4月 27, 2020

発達障害のニュース記事をまとめています。 今回紹介する記事は、発達障害とは言い難い子供に診断が下ったり、過剰な診断が増えてきているようです。

発達障害が広く知られるほど、受診者が増え、これまで取り残されていた当事者が診察を受ける機会を得たのはよいことですが、現場では、発達障害とは言い切れない子どもへの過剰な診断が多く見られます。

「発達障害」と言い難い子どもが量産される背景 | 家庭 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

なぜ受診が増えてきているのか

昔は今ほど発達障害という言葉は聞き慣れず、クラスに数人はいわゆる「発達障害」と思われる子供がいました。グレーゾーンの子供を入れるとクラスにはもっと在籍してたような気がします。しかし今はメディアなのでも、発達障害が取り上げられ、身近なものになりました。子供が生まれると、一歳半健診から発達や言葉が遅かったりすると、保健師や役所の心理士から「ちょっと気になるので、病院で発達の検査をしたほうがいいのでは」と勧められます。幼稚園や学校に入学すれば先生から「加配をつけたいので病院で検査してください」と言われます。健診や入園入学をきっかけに、小児精神科などに受診する機会が増えるので当然発達障害と診断される子供の数も多くなると思います。そこで誤診や過剰診断がみられるということなんでしょうね。

どうして誤診してしまうのか

グレーゾーンなど難しい診断もあるので誤診してしまう場合もあるようですが、こちらの記事では

普通学級に通う、成績が中ぐらいの小学生が、友達に乱暴をしたことで発達障害を疑われ、地元の発達障害の専門医から「重度自閉症」という診断をつけられて、セカンドオピニオンを求めて私の外来を受診したという事実に、発達障害の診療の医学的水準に危機が迫っていることを実感しました。

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児童精神科や発達障害の検査をする医師のレベルが低いということなのでしょうか。 こちらのニュースでは発達障害への理解や対応などが問題があると、警鐘を鳴らしています。

実際に病院によって差があった

私の子供も、二箇所の病院で発達障害の検査を受けました。1つ目の病院は、先生に幼稚園や家庭での子供の様子を伝えて、先生と子供との会話は簡単な挨拶程度で、下った診断は「自閉症」。医者と子供と接する時間は数分で自閉症と診断されました。

2つ目の病院では、心理士とチェックリストに基づいて成長記録を詳しく話し、子供と親が遊んでいる様子を心理士がみて、それから小児精神科の医者の診断で「特に問題なし」の診断でした。

感想としては医者やその病院によってだいぶ差があると感じました。幼稚園や学校や役所から検査に行くようにと、多くの子供が勧められ、人気の病院は予約も取りづらい中、病院や医者ををよく調べず早く予約が取れそうな病院で診察を受けると「発達障害」と診断されるケース。実際に経験しているので、子供を発達障害の検査を受けさせたい時に読んでほしい記事でした。